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パソコンの動きが遅いときの診断方法と対策

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2008年
アイループにおけるパソコン指導の基本方針について
中古パソコン販売における販売コンサルタントのあり方
中古パソコンって、ぶっちゃけどうなの?
パソコンが起動しないときの修理方法
検索で上位にヒットしないホームページは…
無理して Windows Vista を使う必要性はない
パソコン初心者はどうすれば上達できるか
パソコンの動きが遅いときの診断方法と対策

◆ パソコンの動きが遅い・反応が重いときの診断方法と対策

2008年10月16日
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(このページは頻繁に更新しています・更新:2010年9月6日)
アイループ修理日記→アイループの修理活動の報告です

よく「最近うちのパソコンがめっちゃ反応が重くてイライラするんです、どうすれば速くなりますか?」といった相談を受けます。パソコンの動作が重い原因はいくつか挙げられますので、勝手にランキングします。

◇1位. メモリ不足
◇2位. 不必要なソフトウェアが常駐している
◇3位. ハードディスクの空き容量不足
◇4位. ウイルス対策ソフトの二重インストール
◇5位. ハードディスクの消耗
◇6位. ビデオドライバが当たっていない
◇7位. アニメーション効果など

過去に当店でご対応させていただいた動きが悪いパソコンの90%以上は、上の7項目をチェックすることでほぼ高速化できています。また、その中でメモリ不足が主原因だった件数は7割を占めます。

今後追記する予定の記事:
◆アプリケーションの1つが暴走しCPU使用率100%のときの診断方法と対策、◆PIO病でIDEデバイスの転送速度が著しく低下した場合の診断方法と対策、◆あなたもできる!アイループ式フルメンテナンスの全貌

まずはメモリ不足を疑ってみましょう!

WindowsXPは、最低限256MBのメモリを積んでいないとまともに動作しません。これを読んでいる方は、お使いのパソコンのメモリ量を調べてみてください。XPを元に解説します。とりあえずキーボードの[Ctrl]+[Shift]+[ESC]にてタスクマネージャを起動させます。例として、私の環境でタスクマネージャを起動させてみました。

XPのタスクマネージャ画面

「パフォーマンス」のタブを開くと、上の画像のようなウィンドウとなります。赤枠で囲んだ部分に注目してください。「搭載メモリ量」は、現在あなたのパソコンに搭載されているメモリの合計です。写真では[1047916(KB)]となっています。単位をMBにすると[1047MB]、単位をGBにすると約[1GB]ですね。私のパソコンの搭載メモリ量は1GBです。さて、次に「使用中のメモリ量」ですが、これは現在どれくらいのメモリが使用されているかという数字になります。写真では、554MBのメモリを使用していることがわかります。ここからわかることは、「約1000MBのメモリのうち550MB程度を使用している」ことと、「残り450MBは余っている」こと、この2つがわかります。

さて、ここからが本題。あなたのパソコンは今、搭載メモリ量に対してどれくらいのメモリ領域を使用していますか?私なら、550MB÷1000MB×100%=55%、つまり55%のメモリを使用しています。もしあなたのパソコンがメモリ使用率80%を超えているなら、パソコンは本来の実力が発揮できない状態で、体感動作速度は半分程度まで低下するでしょう。さらに、100%を超える状態なら体感速度は5分の1、150%だと体感速度は30分の1…こうなると、たかだかマイコンピュータを開くのに1分ほどかかります。現実は256MBしかメモリを搭載していないパソコンで、メモリ使用率100%を超える状態にてパソコンを使っている方が多くいらっしゃいます。体感速度は5分の1です、実用的な速度とは言えないはずですので、メモリ増設を強くオススメします。必ず、メモリ使用率は常に80%未満の状態に抑えるよう心がけてください。

WindowsXPの根幹部分が動作するためには約120〜180MB程度のメモリ領域を使用します。WordやExcelが動作するには、それぞれ20MB程度必要です。インターネットでホームページをいろいろ見るときは、おおむね30MB程度消費すると考えてください。これなら、WindowsXPでインターネットをしながら、裏でWordの文章を開いていてもメモリ256MBでなんとかなります。これが「WindowsXPなら最低256MBのメモリが必要」と言われる根拠です。さて、忘れてはいけないのがウイルス対策ソフトですね?有名なものならノートン、ウイルスバスター、マカフィーなどがあります。これらは100MB〜200MBのメモリを消費すると考えてください。すると、WindowsXP上でウイルス対策ソフトをインストールしているなら、その時点で256MBを使用していると考えられます。これではインターネットは激遅、Wordが立ち上がるまで10秒以上かかるなど、とても実用的とはいえない状態となります。また、スワッピングという現象が多発することでハードディスクが消耗し、パソコンの寿命は短くなります。

「WindowsXPを快適に使用するなら、搭載メモリ256MBでは足りない!」と、まとめられます。もし256MBの状態でXPを利用するなら、リスクを承知でウイルス対策ソフトをアンインストール(削除)してください。(責任は取りませんが…)

[2010.05.10_追記]>WindowsVistaやWindows7では、使用するメモリの量がハンパではありません。メーカー物の新品で搭載メモリ1GBとかあります。しかし、とてもじゃないですが1GBのVistaパソコンは使い物になりません(使うだけ時間の無駄です)。最低でも1.5GBまで拡張してください。とはいえ、よっぽどのことが無い限り3GB以上のメモリを積むことには全く意味はありません。現在、Win7を含め、WinVistaの安定化・高速化の設定を研究中です。当店の安定化メンテを受けたパソコンなら、まぁそこそこ活用できるくらいまでVistaは高速化します。ただし、CPUにCeleronMを搭載したVistaノートは高速化に限界がありますので、購入の際に選択を誤ったと思ってあきらめてください。Vistaパソコンは、CoreシリーズまたはPentiumDualcore以上のCPUでないと使い物になりません。

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不必要な常駐ソフトの自動起動を止める!

さて次に、ご自身でも気付かない間に、不要なソフトを動作させていませんか?アイループではお客様と利用の有無を相談の上、以下のようなソフトの削除を行っています。

例:グーグルデスクトップ、グーグルツールバー、ヤフーツールバー、ヤフーウィジェット、ヤフーかんたんパソコン設定、ヤフーメッセンジャー、ウィンドウズ(ライブ)メッセンジャー、スカイプ(Skype)、デジカメ系・プリンタ系の常駐ソフト、デスクトップ上に貼り付いている広告(特に富士通製)

また、InternetExplorerなどブラウザの起動を遅くする主原因は、各種の「ツールバー」にあります。ブラウザの上部に不要なツールバーがたくさんある方は、画面上部の[表示]→[ツールバー]から不要なツールバーのチェックを外してください。ブラウザの表示領域も増えますので、ネットサーフィンが快適になります。

例を挙げればキリが無いですが、パソコンの動きを速くするには普段使っていないソフトが普段から起動しているならそれらを終了させることでメモリ使用量を節約でき、高速化を達成できます。

常駐ソフトの探し方、および自動起動の止め方については、以下のサイトやソフトを参考にすると良いでしょう。ただしリスクが大きいので、自信の無い方は避けたほうが無難です。

常駐ソフトの自動起動停止スタートアップチェッカー(フリーソフト)

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ハードディスクの空き容量は1GB以上を確保!

1GB以上の空き容量があれば、空き容量不足による動作異常は起こりません。

空き容量だけに着目すると、1GB以上の空き容量がある状態からさらにアレコレ削除したところで処理速度が速くなる事はありません。以下のグラフは店長が普段使っているパソコンです。空き容量は3%しかありませんが、特に問題なく安定動作しています。

ハードディスクの使用量

店長の経験によると、ハードディスク(Cドライブ)の残り容量がごくわずかになって初めてパソコンが重いと感じるので、余裕を持って1GB程度の空き容量があればパソコンの動きがおかしくなることはありません(充分とはいえませんが…)。おおむね搭載容量40GBなら39GB、500GBなら499GBまで安全ラインと思ってください。

さも一般常識のように語られている「ソフトやデータをたくさん入れるとパソコンが重たくなる」という話は誤解です。繰り返しますが、これは誤解なのです。ソフトをたくさん入れても、普段それらが起動していなければパソコンの動きが遅くなったりはしないと覚えてください。Word/Excelの文書や画像/音楽/映像をたくさん入れても、上記安全ライン(搭載容量40GBなら39GB…)までなら、基本的にはパソコンは重たくなりません。ただし、インストールしたソフトが常駐(Windowsの起動と同時に起動)している場合に重たくなります。当然ですが、常駐していないソフトをいくら削除しても、パソコンが速くなる事は無いとお考え下さい。また、常駐ソフトの中でもパソコンの動きに影響を及ぼす度合いはピンキリです。ソフトごとにどれくらいパソコンの動きに影響を及ぼしているかは、タスクマネージャの「プロセス」タブで分析できます(詳しい分析方法は後日追記予定・1月21日)。ちなみに「デスクトップ上にたくさんのアイコンやファイル、フォルダ等が散らばっていると遅くなる」という話も誤解です(←WindowsME時代までの昔話です)。

ちなみに、先ほど「搭載容量40GBなら39GB…まで安全」などと言いましたが、できれば34GBまでが良いでしょう。というのも、通常使用で定期的に(半年に1回ほど)デフラグをするべきなのですが、このデフラグを実行する為には15%(搭載容量40GBなら6GB)以上の空き容量が必要だからです(Windows標準のデフラグソフトの場合)。空き容量が15%以下になったら、USBメモリや外付けハードディスクなどに、使用頻度の少ないデータを移動することをオススメします。できる限りハードディスクの空き容量は15%以上をキープするのが望ましいです

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クリーンアップとデフラグについて

ちょっとパソコンに詳しいかな?というレベルの人がよく声高に推薦するのが、クリーンアップとデフラグの2つです。当店でももちろんメンテナンス項目に入っていますが、クリーンアップにはパソコンを高速化するという目的は全くありませんし、デフラグの効果は今時せいぜいスズメの涙です。

クリーンアップをする際に注意点として、「古いファイルの圧縮」のチェックだけは外しておいてください。詳細は「ディスクのクリーンアップ」についてを参考に、お客様のパソコンのCドライブ文字が青くなっていることがしょっちゅうなので…。→参考:一部のファイル/フォルダ/ドライブ名が青く表示されている場合の対処方法

デフラグについての注意点として、USBメモリに代表される「フラッシュメモリ」の類や、普及途上のSSDについては、デフラグをするべきではありません。フラッシュメモリはハードディスクと違ってディスクの回転やヘッドの移動などを伴わず、全て電気的な信号のみでデータの読み書きを行います。従って、データが断片化し放題でも動作が重くなることはありません(ランダムアクセスに強い)。さらに、フラッシュメモリはデータの書き換え回数に制限があるので、デフラグは意味が無いばかりか寿命を縮めてしまうことになります。そして、SSDはわざとデータを断片化させながら書込みを行います。これは、SSD内の特定箇所で集中して書込みしてしまうと寿命が著しく縮んでしまうからです。なんでもデフラグするのではなく、なぜデフラグするかを理解するようにしましょう。(注:SSDのデフラグには要不要説が多々ありますが、アイループとしては大きな差は無いか、あっても速度向上は5%の誤差範囲内と認識しています)

前に使ってたウイルス対策ソフト、正しく削除できてますか?

たま〜にあるのが「ウイルス対策ソフトの二重インストール」です。ウイルス対策ソフトは、それ自身がウイルスではないかと疑いたくなるくらい、パソコンの動きが重くなったりします。さらに、既にウイルス対策ソフトが入っているにも関わらず、別のウイルス対策ソフトを入れてしまう例が数件ありました。また、前のウイルス対策ソフトが正しく削除できていなかったことにより、二重インストール状態になっていることもありました。例えば、ノートン先生を完全にアンインストールするのは、初心者の方には不可能と言えます(消したつもりなのに亡霊として出てきます)。ただでさえ重たいソフトが二重で、しかもそれぞれがOSの奥深くまで入り込もうとする為、お互いがお互いをウイルスと勘違いしてケンカが始まります。こうなるとパソコンはほぼ動作を停止しているに等しい状態となり、「パソコンの電源を入れると、ちゃんと起動してデスクトップ画面まで表示されるのに、そのあと30秒くらいすると全く動かなくなり、強制終了以外に電源を切る手段が無い…」などの症状が発生します。

ウイルス対策ソフトの二重インストール状態となったら、ひとまずLANケーブルを外したあとセーフモード(電源ボタン押した直後からF8連打)にてパソコンを起動してソフトを削除します。セーフモードでの操作はある程度の知識が必要なので、自信が無いかたは当店までご相談ください。もしくは通常起動直後にタスクマネージャを起動し、ウイルス対策ソフト関連のプログラム(プロセス)が立ち上がった瞬間に強制終了!強制終了!!…などの荒業が必要です。ちなみに店長のオススメはAvast!という無料のウイルス対策ソフトです。正直、個人で使っているパソコンに有料のウイルス対策ソフトを入れる必要は無いと考えています。

何かやりたいことがあって、それが実現できるソフトを探すとき、まず「無料で手に入らないか」を検討してください。店長のパソコンには無料のソフト(フリーソフト)がたくさん入っています。出費多端の折にはとても重宝します。

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ハードディスクが壊れる前兆かも?

ハードディスクが故障直前の場合は、数日間かけてアクセスエラーが徐々に増えていき、どんどんパソコンの動作が鈍ってきます。ハードディスク故障の前兆現象と判断する基準は、「全体的にパソコンの動きが悪く、かつメモリ使用率が80%以下(安全ライン)で、CPU使用率も普段は0%〜10%の範囲内であるにもかかわらず、ハードディスクのアクセスランプ(本体にあるLEDライトで円柱形のマークが付いてます)が異常に点滅(読込みもしくは書込みを連続している状態)を繰り返している場合」と考えてください。[データ書込み中]→[失敗]→[再書込み中]→[失敗]…を延々と繰り返しています。ハードディスクから「カッツン!…カッツン!…ギリギリ…」などの異音がする場合も故障直前の可能性が高いです。もしこのような状態になったら、ハードディスクはまもなく死亡するもの(余命1週間)と考え、必要なデータのバックアップを取るべきです。

過去のお客さんで、「パソコンの調子が悪いんです」と修理に持ち込んだ時には既に死亡直前、なんとか起動させて数時間かけて当店でバックアップを取った後に「キキキーッッ!!!キキキーッッ!!!」と断末魔を上げてハードディスクが昇天した例があります。もしこの壊れた状態のハードディスクからデータを抜き出すとしたら、専門機器を持った業者に委託して10万円単位の料金がかかります、みなさまご注意を。

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コンピュータウイルスの可能性

当店の経験上、現在ウイルスによる被害はあまり多いとは言えません。アイループではウイルスに感染したパソコンを多数見てきましたが、ほとんどが以下の3種類に限定されます。

1位. USBメモリ媒介ウイルス [40%]
2位. 偽ウイルス対策ソフト [30%]
3位. アダルト広告(ワンクリウェア) [20%]

USBメモリ媒介ウイルスとは、USBメモリやSDカードなどを介してパソコンに感染していくもので、主に学校や企業などの組織で蔓延します。こういったデカい組織で蔓延すると、ハッキリ言って収拾がつきません。それでも家のパソコンと職場のパソコンで同一のUSBメモリを使う習慣がある限り、このウイルスが消えることはありません。駆除に関わった人なら誰でも言うことですが、非常にタチが悪いウイルスです。
レジストリをいじれる中級者以上は、REVO ウイルス対策を参考にしてください。

偽ウイルス対策ソフトとは、ネットサーフィンをしている最中に誤ってダウンロード・インストールしてしまうウイルスです。考えてみてください、もしネットで遊んでいる途中に「あなたのパソコンは現在大変危険な状態です!今すぐこのソフトウェアをダウンロードして、危険な状態を改善してください!!」という画面が出てきたら(英語の場合が多数)。しかも、画面の中央で突然ウイルスチェック画面が現れ、次から次へとパソコン内のファイルが[感染ファイル]として列挙されたら。ビックリして[ダウンロード]ボタンを押してしまうかもしれませんね?残念ですが、こういった人間の弱みに付け込んでダウンロードさせるという手口でパソコン内に潜入します。専門家としてはUSBメモリ媒介ウイルスに比べたら駆除はラクですが、あくまでも一般視点から見るなら「パソコンが正しく起動しない」状態となりうるので、大問題ということになります。(注:正確にはウイルスではなくスパイウェアと言います)
セーフモードとタスクマネージャをいじれる中級者以上は、偽ウイルス対策ソフト「control center」の削除を参考にしてください。

アダルト広告について、アダルトサイトを徘徊していると、[同意します]・[同意しません]あるいは、[18歳以上]・[18歳未満]の選択肢が出てきます。サイト内をよくよく見ると、「[18歳以上]ボタンをクリックした場合、以下の利用規約に同意したものとみなします。」などと書かれています。さて、その利用規約がまた小さい文字でゴチャゴチャと書かれているワケです。興味のある方は、そういった利用規約を全文読んでみると勉強になります。利用規約には「支払いが確認できるまでデスクトップ画面に定期的に支払いを催促する画面が表示されます」とか書かれていて、被害者はこれに同意したからこそアダルト広告が表示されるのです。(注:正確にはウイルスではなくアドウェアと言います)
一般以上の実力がある方なら、ワンクリウェア駆除ツール(test版)更新停止中を参考にしてください。

いずれにしても、ウイルスの被害は100%確実に防ぐことは不可能です。「おかしいな」と思ったら専門家に相談するのが一番良い選択と思われます。蛇足ですが、一般の方の様子を見ていると、ウイルス対策ソフトが原因でパソコンの動作が不安定になるという例があとを絶ちません。そのため、当店ではウイルス対策ソフトの使用は必ずしも推奨しているものではありません。同じように、WindowsUpdateに失敗して起動しなくなる例も多々あります(特にVista)。かといって、安全かつ確実にパソコンを守ろうとすると、一般の方が熟知するにはあまりにも膨大なスキルが必要になってしまいます。従って、「時には痛い目を見ながら学ぶ」をモットーにお客様対応を行っています。

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ビデオドライバもチェックしてみましょう

特殊な場合として「ビデオドライバ」が当たっていないことがあります。不要なソフトを削除しようとし、誤って必要であるはずのビデオドライバを削除してしまう例が多々あります。パソコンはビデオドライバが当たっていないと、例えばウィンドウのドラッグ時にカクカクしたり、縦長のホームページをスクロールするなど、素早い画面描画を行う際に動作がもたつきます。また、非常に簡単なものを除いて、ゲームの類は動作しません。

試しに、何でもいいので表示されているウィンドウのタイトルバーをつかんで、素早くドラッグしてみてください。細かく、小刻みに描画されているならビデオドライバが正しく動作しています。逆に、描画が遅くてカクカクしているなら、ビデオドライバが異常か、削除されている可能性があります。

正常なビデオ表示
▲正常なビデオ描画の例、画面は滑らかに描画されます

異常なビデオ表示
▲異常なビデオ描画の例、画面がカクカクしてしまいます

ドライバはリカバリCD内にありますが、メーカーのサイトでダウンロードできる場合もあります。ところが、私のような専門家が探しても見つからない場合もあります。最近のノートパソコンはリカバリディスクを自分で作らないといけないものがほとんどなので、まだ作ってない人は無理してでも作っておかないとあとで後悔する日がきますので気を付けてください。

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0.1秒でも速く操作したい方はアニメーション効果をOFFに!

最後に「不要なアニメーションをOFFにする」という方法を紹介します。これは、「0.1秒でも速く操作したい!」という方向けの内容で、反応が遅いパソコンの原因とはちょっと趣旨が異なります。

マイコンピュータの何も無いところを右クリック→[プロパティ]→[詳細設定タブ]→[パフォーマンス]。ここで不要なアニメーションをOFFに設定できます。ちなみに、当店で販売しているXPパソコンは全て以下のように設定しています。

[ON]:ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
[OFF]:ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する
[OFF]:コンボボックスをスライドして開く
[OFF]:スクリーンフォントの縁を滑らかにする
[OFF]:タスクバーボタンをスライドする
[ON]:デスクトップのアイコン名に影を付ける
[ON]:ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
[OFF]:ヒントをフェードまたはスライドで表示する
[ON]:フォルダでよく使用するタスクを使用する
[OFF]:マウスポインタの下に影を表示する
[OFF]:メニューの下に影を表示する
[OFF]:メニューをフェードまたはスライドして表示する
[OFF]:メニュー項目をクリック後にフェードアウトする
[OFF]:リストボックスを滑らかにスクロールする
[ON]:各フォルダの種類に背景画を使用する
[ON]:半透明の[選択]ツールを表示する

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◆ 蛇足 (メモリ搭載量とパソコンの動作速度について)

さて、パソコンの動きが重いときの対策について、ご理解いただけたでしょうか。余談ですが、「メモリ搭載量が多ければ多いほどパソコンの動作は速くなる」という一般認識は正しくありません。例えば、普段から300〜500MB程度しかメモリを使用しないパソコンに対して、2GBのメモリを搭載しても全く無意味です

現在、徐々に64bitパソコンが普及してきていますが、64bit版は32bit版に比べてわずか数%速い程度にすぎません。また、64bit版の最大のメリットとして挙げられるのは「3GB超のメモリを搭載できる」ことです。しかし、4GBあるいは8GBのメモリを搭載しても、非常にマニアックな場合を除いて無意味です

簡単な用途(Word,Excel,写真表示等)のみに使用するXPパソコンに対して「メモリ512MBから1GBに増設すると、もっと速くなりますか?」と尋ねられたことがありますが、「ほとんど無意味です。」と返答しました。パソコンを選ぶ際には、「自分に必要な機能だけが無駄なく備わっているパソコン」がベストです。よく「オススメのノートパソコンってありますか?」などと尋ねられますが、無駄に高価で高性能なパソコンを販売する気は全く無いので、まず「どんな目的でパソコンをお使いいただく予定ですか?」と聞き返します。そうすることで、必要充分な機能を持った最も安いパソコンから順にご案内できます。

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